ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.11.25 14:57日々の出来事

対米従属は骨がらみか?


今日はアップリンクのトークイベントに行ってきたが、

ずいぶん人が少なくて驚いた。

あの映画館はサヨクのファンが多いらしく、わしが

ゲストで出るというだけでも反発があったらしい。

わしはアップリンクでかかる映画がサヨク映画だとは

全然思ってないし、シリアの民主化運動を行った若者を

追ったドキュメンタリーも、すごく勉強になった。

だが、観客はリベラルサヨクが多くなるらしい。

 

まったくこのポジショントーク時代はどうにかならん

ものかな?

右派には右派の主張、左派には左派の主張と真っ二つに

分断されていて、互いに見たくないものは見ない、

見たいものだけ見ると、決め込んでいる。

右派も左派も、知性の劣化が留まるところを知らない。

 

しかし無政府主義者ですらアメリカなしで日本は一国

では守れないと言うのだから驚いた。

従米保守との議論かと錯覚した。

 

最近は、産経新聞でも、報道ステーションでも、

三島由紀夫の話題をやっていたが、彼の主張の核心の

部分だけは避けている。

高森明勅氏がブログで書いているような三島の主張を

産経も報道ステーションも、どう思うのか明言

しない。

アメリカ依存で金儲けだけの国になった日本を、

右派と左派は「これでよし」と思っているのだから、

三島由紀夫を論じるふりだけして、何の意味がある

のだろうか?

気色の悪い奴らだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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